結婚で笑いなTVアニメ動画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の結婚で笑いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月26日の時点で一番の結婚で笑いなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

79.1 1 結婚で笑いなアニメランキング1位
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (1233)
6807人が棚に入れました
ネトゲの女キャラに告白! →残念! ネカマでした☆ ……そんな黒歴史を秘めた少年・英騎が、今度はネトゲ内で女キャラに告白された。まさか黒歴史の再来!? と思いきや、相手であるアコ=玉置亜子は本物の美少女! でもリアルとネトゲの区別が付いていない、コミュ障ぼっちの女の子だった!? 英騎は彼女を“更正”させるため、ギルドの仲間たちと動き出すのだが……。

声優・キャラクター
豊永利行、日高里菜、水瀬いのり、M・A・O、大和田仁美、南條愛乃
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ご都合主義が・・・。

原作未読。ネドゲ未経験。

ネトゲとリアルを混同し過ぎている女の子とネトゲとリアルを別物と考えすぎている男の子のラブコメディといった感じでしょうか?
ただし、後半はラブコメ要素が薄れ、ネトゲあるある的な話が多くなるかなぁ・・・。

{netabare}
タイトルから『ネトゲの中で結婚した相手が同じ歳の可愛い女の子だった』という事実を主人公が知るまでの話をもう少し引っ張るのかと思っていたんですが、あっさりと第1話で・・・。
個人的には、この展開の速さは高評価です。
むしろこの後の展開の方が気になりますし・・・。
{/netabare}

作品中“ご都合主義”が大量発生します。
ご都合主義が気になる人には不向きかも。
私は、この“ご都合主義”もこの作品の魅力の一つかと思い始めているところです。

結局最後は『課金』って、ネトゲってそんな物なんですかねぇ?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 61
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

鏡の国のあこ

あいまいな現実と非現実の境で悩みながらも、恋や友情に奔走する少年少女を描いたアニメの様です。

ぱっと見た感じでは、主要キャラ中、現実と非現実の境界を区別出来ていない様に見える亜子が特異な存在として映りますが、もしかしたら現実と非現実の境界を確たる理由も無く線引きしている英騎と茜の方が、そう言った区別が出来ていないのかも知れません。

作中で周知されている考え方に従えば、ネトゲに限らず、ここあにこれも非現実に含まれ、それどころかデジタルデータを介したもの全てがこの認識に含まれる事になります。デジタルなもの以外でも、私たちの身近には紙媒体の本や音楽、就寝中に見る夢など、彼らの言う所の「非現実」が至る所に存在しており、これらを非現実とするならば、現代人の多くは殆どの時間を非現実がひしめき合う中で生活していると言えます。

身近にいる人や付き合いの長い人でも、強く心を閉ざしていて、その胸の内をちらとしか見せない人はいます。また一方で、顔も見た事も無く、音声で会話した事も無く、触れた事も無い存在に対して、私たちは興味を抱いたり、理解を示したりする事もあります。※本やアニメのキャラに対して好意を持つという感情をごく自然に持ち合わせている人も、あにこれに限って言えば結構いるのではないでしょうか?(私もその一人です。)帰結として全て現実だと言えると思います。
{netabare}
リアルの(ここではネットの外という意味)英騎を知っていながら、ルシアンが好きでいられる亜子は、作中で評価されているのとは逆で、良く現実を見ているのだと思います。それにしても英騎と亜子は毎週に渡って仲睦まじい様で、5話終了時点でもう最終回にしちゃっても良かったんじゃないかと思えた程でした。現実でも早く結婚しちゃえばいいのに‥。でも高校生だからまだ早いか‥。6話エピローグはやっぱりね☆(某かわいいレビュアーさん風に)でした。

7話は水着回で、ラスト~8話はアカウントハックの危険について触れられていました。この作品の様にギャグ重視、ラブコメ色の強い作品で、現実的な問題を取り扱っている作品は珍しいと思いました。好感が持てます。

9話は女子4人でお泊り会。お約束のお風呂シーンは正直どうでも良かったんですが、何の脈絡も無く、唐突にオンドゥル語が飛び出した時には吹き出しました。ネトゲの嫁は全体を通して分かる人にしか分からないメタなネタが多いのですが、既知の人に対する破壊力(不意打ち)が強烈です。
お休み前のシーンでは、珍しくも巧妙な、あこの誘導尋問によって、茜、マスター、奈々子の本音が暴露される。罠にはめられた3人の反応が面白かったです。

10話、ネトゲにおける、延いてはネット上におけるトラブルについてその2。ネトゲもそうだと思いますが、あにこれもマナーを守って楽しく行いたいものです。身勝手でえばっている人がいると空気が緊張してしまいます。ネット住人への戒めとして、8話同様こちらも全ての人に視聴して頂きたい回でした。作中で描かれる様な嫌な目にあっても、英騎達の様にへこたれず前向きに物事を考えて行きたいものです。

最後の最後は凡庸な終わり方でしたが、きれいにまとまっていたと思います。英騎と亜子の関係は今後しばらくはそのままという感じがしますが、このアニメが今後もネット上のあれこれの問題を扱うならば、2期以降もネタには全く困らない様に思われました。

作画に関しては私はあまり気にしない方ですが、回によってはキャラのあごが尖り過ぎの印象も若干見受けられました。個人的には丸い方が可愛いと思います。
{/netabare}
ネトゲに耽溺した経験が無いので(かなり前にディアブロ2を100時間程プレイした事があるだけ。ちなみにオフラインのゲームは大好きです。)断定は出来ませんが、こう言った世界では少なからずプレイヤー同士の利害関係が存在し、それに基づく評価や序列生まれます。運営側がそれを設けている場合はより顕著であり、加えて、課金やタイムサービスの様なシステムがある場合、競争はさらにエスカレートしていく傾向にあります。そんな中で人間関係を構築していく事は、ビジネスで人間関係を結んでいく事とかなり似通っており、楽しむ事を本義としているゲームとしては不健全である様に思えてなりません。(ビジネスを楽しむという考えの人は別ですが)

過去にオンラインゲームに嵌っていた友人がいて、中毒といって良い程の執着を持っていたので、冷静になる様に忠告をした事があるのですが、苦笑いで茶を濁されてしまいました。こういった状態になると他人の言う事など聞く耳持たなくなる様で、あるいは分かっていてもやめられない状態になるらしく、傍目から見ていて不憫でした。(私個人の考えですが、純粋に楽しんでいるならともかく、競争への執着やそれによって得られる優越感が主だった報酬となってしまっては、もはやゲームとは言えぬのです。ゆえにそれらとは無縁だった幼少期にプレイしたゲームはどれも輝いて見えるのだと思います。)

課金やプレイ時間である程度の評価を獲得出来るネトゲと違って、あにこれではそんな事はないですよね。多分‥。人気のレビュアーの方は優しかったり、良い文章を書いていたりするだけなので‥。

今まで見たネトゲを扱うアニメ作品のいずれも、上記の様な負の部分を無視したり、面白おかしく描いたり、美化したりしているきらいがあります。実の所それが理想なので、端折ってしまった方がアニメとしては楽しいのですが、その事でネトゲに対する幻想を抱く人が現れてくるとしたら危険なのかも知れません。

疑り深い自分はこういったアニメを見ると、何だかネトゲ製作会社の遠まわしのコマーシャル戦略なのではないかと邪推してしまう事がありますが、この作品については杞憂でした。7話ラスト~8話終盤にかけて、このアニメではネトゲ住人のみならず、あにこれにいる皆さんにとっても、とても大切な事を教えてくれています。ルシアン先生の講義を聞いて、アカウント管理の大切さや、ネット上での人との付き合い方について学びましょう。「そんな事とっくに知ってるよ」という人にも気を引き締めさせる効能がありますので、ネット上に身を置く全ての人に見て欲しいと思える回でした。
{netabare}
それにしても、この手の作品ではもうお約束なので、今さら指摘する程の事でもないのですが、主人公以外全員美少女というのは何とかならないのかと思います。(男性にとって可愛くて、目の保養になったとしても)パーティーメンバーが全員同じ学校に通っているという点も、いくらなんでも出来過ぎだと思ってしまいました。
{/netabare}
全話視聴を終えて。最終話に至っても、登場人物のそれぞれが、現実と非現実の境界をどの様に捉えていくのかという点については、未解決な部分が多く残されましたが、英騎と亜子に限っては互いに分かち合うものを得ていた様に思われました。出会いを美化するばかりでなく、ネット上で起こり得る身近な問題に、ちょくちょく、ちくちく触れていた点にも好感が持て、最後まで楽しく視聴する事が出来ました。

※:アニメや映画に登場するキャラに好意を持つ事は個人的にはごく自然な感情だと思いますが、それを演じている声優さんや俳優さんをキャラと混同して考える様になると冷静さを失っていると言えます。これは現実を見ているとは言えません。当然ですが、演者はキャラとは別の人格を持っており、キャラとしての人格を与えたのは原作者や監督、脚本、キャラデザ、声優など様々な人達です。
個人が作るネット上のアバターも声優さんや俳優さんたちの演ずるキャラとほぼ同じですが、作中の英騎と亜子はネット上で自分の性格を偽ったり、作ったりしなかったので、現実で会った時にも割と簡単にギャップを埋める事が出来たのだと思います。 {netabare}常に英騎の本質を見ている亜子は、アカウントハックによってルシアンの中身が変わった時もすぐに見破りました。{/netabare}

※:鏡の国のあこというタイトルは、もう一つの現実を見る事で元いた現実を正しく見るという意味で、不思議の国のアリスの続編の題名から引用させて頂きました。でも鏡の国のアリスはそんな明確なテーマ性を持っている作品ではないので、未読でこれから読もうとしている方は童心に返って読む事をお勧めします。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 27

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

原作はタイトルで避けてました、面白かったです、ごめんなさい。

原作は同タイトルのライトノベル(電撃文庫刊)。現在、原作未読です。

2016.06.25: 観終わったので更新

ライトノベルは有名作品についてはそれなりに読んでると思うんですが、本作に関してはそのタイトルからなんとなく回避していました。ちなみに『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』もそんな感じです。大変申し訳ないんですが、タイトルはあまり面白そうな話に思えません(笑)。

で、そういった作品でもアニメ化でテレビ放映されると、視聴はタダですので気になってた作品は観てみることも多いんですが本作もそんな感じで視聴を始めました。

めでたく最終回まで観終わりました。個人的には今期の作品では面白さ上位でした。タイトルで避けててごめんなさい(笑)。

原作者がどんなつもりでお話を作ったかは知らないんですが、本作には「アイデンティティ」というものに関する重大な問題提起が含まれているように思います。

本作はネトゲ(オンラインRPG)をプレイする上での「あるある」が一つの見どころなのだとは思うのですが、意図したものなのかはわからないのですが「ネット内人格(アバター)と現実社会での人格の同一性/乖離性」って結構普遍的なテーマだと思うのです。

ネトゲ上の出来事と現実の区別を区別しないことを作中で問題視される本作ヒロインのアコ(亜子)ですが、自分としてはそんなに変なことを言っているようにも思えないのです。

別に私はネトゲにハマってませんけれどもたとえば複数の SNS を利用してまして、それらの SNS ではもちろんアカウントのみ知っている人もいますが、リアルに知り合いな人もかなりたくさんいます。

で、SNS 上での振る舞いとリアルのそれを変えているかというと、私の場合ほとんどそんなことはありません。たぶん「あにこれ」の私しか知らない人が現実の私と話をしても、大きくイメージを変えることはないんじゃないかと思います。(まあ、本名とハンドルは違いますけれども)

まあ、主人公のルシアン(西村くん)のように「ネトゲと現実を区別する」ことをしないと生活に支障が出るかもしれないのですけれども、逆にそれは必要最小限で良いのではないかと思うのです。

第9話でのアコの例え話には、一面の真実が含まれていると思うのですよ。最終回で亜子が求めた「ご褒美」もそうですね。

だからまあ、法律上の夫婦じゃないかもしれませんけど「亜子は西村くんの嫁」で良いじゃないですか(笑)。(…気持ちの上でだけでも)

※2017.4.13誤字修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 55

66.6 2 結婚で笑いなアニメランキング2位
モンスター娘のいる日常(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (730)
4357人が棚に入れました
人間以外の種族との交流が認められた日本が舞台となる。

主人公・来留主公人(くるす・きみひと)の家に、下半身が蛇のラミア族のミーア、鳥の翼と脚をもつハーピー族のパピ、下半身が馬のケンタウロス族のセントレアをはじめ、個性豊かなモンスター娘たちが続々と転がりこんで共同生活を送るストーリーとなっている。

声優・キャラクター
間島淳司、雨宮天、小澤亜李、相川奈都姫、野村真悠華、山崎はるか、中村桜、小林ゆう、麻倉もも、久保ユリカ、持月玲依、大西沙織、加隈亜衣、大津愛理、瀬戸麻沙美、種﨑敦美

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

どの娘を推して見るか・・・真面目に考えたら結構悩んでしまいました^^;

この作品の原作は未読で内容も全く分からないまま視聴を始めてしまいました。
視聴の決め手は雨宮さん、小澤さんが出演されるということ、のみでした(//∇//)
やっぱり好きな声優さんが出演される作品は見ておきたい、と思いますよね^^;
こうして当期内で視聴する作品が膨れ上がっていくのは認識していますが、こればっかりはどうしようもありません^^;
結果的に殆どの作品で楽しめているので問題無いんですけれどね^^;

物語は、人以外の種族との交流に関する法律「他種族間交流法」に基づき、人以外の人種が地球で暮らせるようになった世界が舞台になっています。
そしてこの物語の主人公は、他種族間交流のホストファミリーとして任命された来留主 公人(くるす きみひと)。
他種族は地球上ではこのホストファミリーの家で生活する事になっています。

こうして1話目からモン娘とご対面するわけですが・・・最初は大きさにビックリしましたが、それはすぐに慣れて・・・慣れるとモン娘が可愛く見えてきました^^
人間とは異なる体型をしていますが、喜怒哀楽を全身で表現するのは、人間も他種族も一緒です。
それにそれぞれの特徴を良く捉えているので、生傷の絶えない主人公には申し訳無いと思いますがしっかり堪能させて貰いました^^

この作品では、以下のモン娘が主人公の家で同居する事になります(wikiより)。
・ミーア(CV:雨宮天さん):ラミアの少女。
・パピ(CV:小澤亜李さん):ハーピーの少女。
・セントレア(CV:相川奈都姫さん):ケンタウロスの少女。
・スー(CV:野村真悠華さん):少女の形をしたスライム。
・メロウヌ(CV:山崎はるかさん):人魚の少女。
・ラクネラ(CV:中村桜さん):アラクネの女性。
・ララ(CV:加隈亜衣さん):デュラハンの少女。

また、主人公の家にモン娘を送り込んでいるコーディネーターの墨須さんの部下にもモン娘が存在します。
・マナコ(CV:麻倉ももさん):単眼種(モノアイ)の少女。
・ティオニシア(CV:久保ユリカさん):鬼人(オーガ)の少女。
・ゾンビーナ(CV:持月玲依さん):リビングデッドの少女。
・ドッペル(CV:大西沙織さん):影人(ドッペルゲンガー)の少女。

沢山のキャラが登場するため、一人一人のモン娘に当たるスポットライトは序盤から登場しているミーア、スー、セントレアなどと他のキャラを比べると差が生じてしまうのは仕方の無いことだと思います。
それでもキャラ単独で登場するシーンが多くないので、沢山のキャラが登場する作品にありがちな「最初に登場したキャラはどこへ行ったのやら・・・」という事を感じる事が少なかったと思います。
その分制作サイドは大変だったと思いますが・・・^^;

私は普段作品を視聴する際、推しキャラを決めてそのキャラ中心に見る事が多いので、今回も推しキャラを決めようと思いましたが、誰を推すか今回は結構悩んでしまいました^^;
爬虫類、鳥類、哺乳類、魚類などとありとあらゆる種族が入り乱れている中で誰を推すか・・・
皆んなちょっとずれているところもありますが、役に立ちたいとか、格好良いところを見て欲しいとか、根が素直で一生懸命なので見ていて微笑ましいんですよね^^

結局雨宮さん演じるミーアを一推し、小澤さん演じるパピを二推しで視聴していました(//∇//)
その他のキャラが嫌いなわけではありません。
ケンタウロス族の誇りを必死に守ろうとするセントレア、何気に皆んなのピンチを救っているスー、殺伐とした雰囲気の多い中、おっとりとした感じのメロウヌ、お姉さん的立ち回りで推しの候補に入れようか最後まで迷ったラクネラ、終盤に登場したララの恥じらいの顔も気になりましたが、序盤から何度も見て来た一生懸命の回数が決定要因になったようです^^;

オープニングテーマは、ミーア、パピ、セントレア、スー、メロ、ラクネラの「最高速 Fall in Love」
エンディングテーマは、墨須 with MONの「Hey!スミス!!」
オープニングはヒゲドライバーさんが作曲されています。それを知って速攻でゲットしちゃいました^^;
どちらも車の中で聴いています^^

1クール12話の作品でした。冒頭にも記載しましたが、モン娘達の可愛らしさと一生懸命をしっかりと堪能させて貰いました。
この作品で一番気になっているのが今後の動きです。
最終話16分15秒くらいの場面でとあるお店の看板が映し出されているのですが、何やら書いてあるんですよね^^
これに関する事実関係は不明ですが・・・もう期待しちゃっているのが本音です^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 28
ネタバレ

ざんば さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

正直・・・

大好物です。はい。

何がって、そりゃあもちろんモンスター娘が、です。

なので観る前から期待値は半端なく高かったですw



ま、それはさておき。

タイトル通り、モンスター娘(以降モン娘)との日常の物語で
家族が海外赴任中の一軒屋にホームステイという形で
次から次へとモン娘達が家に押しかけてくる話です。

ジャンルはエロ多目のドタバタハーレムラブコメになるわけですが

設定やら展開やら何から何まで雑!

ただ単にモン娘とイチャコラしたいっていう
作者の欲望が画面から溢れ出ちゃってる感じですねw

とりあえずエロ、ひとまずエロ、最後までエロ、エロエロエロ・・・

ラブコメにはエロが多いのは良くあることですし
私もそれが嫌ってことではないのですが
エロが際立ちすぎてしまって
モン娘という貴重な設定が薄まってしまった気がします。

エロ方面以外からのストーリーを中心に作って欲しかったですね。


一応、異種族間の問題も取り上げていますが
ほんの少しのアクセント程度でしたし、
ちょっと単調に感じてしまいましたね。

観る前に期待しすぎただけかもしれませんが
あまり満足は出来ませんでした。



でも、私はラブコメというジャンル自体は元々大好きですし
キャラがモンスターということで、もちろん個性の塊。
なので、個々の生態に応じたストーリーは新鮮で面白かったですw

ラミアのパンツってああなってるのね・・・w

それがうまくいってたと思うのが最終回。
特に面白かったですね~
上述したエロが少なめでしたし
それぞれのキャラのよさが出ていたと思います。

この最終回の面白さが全話にわたってあったらよかったのに
と思いましたね。


色々言いましたが荒削りで気になるところは多いけど
やっぱり好きなジャンルなわけで・・・

2期にはもちろん期待してますよ♪




余談
{netabare}初めに書きましたが私はモン娘が好きなんですよ。

本作に残念ながら登場しませんでしたが
上半身が人間、下半身がタコのスキュラが特に好きなんですよね~

スキュラはネットにあった漫画を発見してから
妙に気に入ってしまいましてですねw

今まで心の奥底に温めておいたわけですが
プチカミングアウト、ということで。
こんなことリアルでは言える所なんてないので
あにこれやってて良かったな、なんて思っちゃいますねw

で、ですよ。
wikiで調べてみるといるじゃないですか!スキュラ娘!
これは・・・2期に期待するしかないじゃないですか!!!!!
お願いします!{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 26
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

12話まで視聴完了~。ネット配信での視聴でよく落とさずに観られたな~とw

原作既読。
よく職場の暇つぶし用に漫画を持っていくのですが・・・
正直、コレはかなり躊躇いましたね。
(結局試しで持ち込んではいます)
というか元々「モン娘属性」持ちでは無かったはずなのですが、
表紙と帯に釣られて購入して以来、毎巻欠かしていません。

地上波での視聴手段が無かった為、ネット配信に頼ってました。
大抵は中盤あたりで『TS予約~観忘れる』パターンで
そのまま疎遠になるのですが・・・
この作品については取りこぼしも無くw


●物語●
{netabare}
基本エロ。
ヒロイン達は皆人外。
ハーレム展開。
ということで・・・途中で飽きる人は出てくるでしょう。
何よりストライクゾーンが狭すぎないか?とさえ思いますが・・・。
原作組としては結構満足してます。

毎回毎回「オイオイこれは・・・w」という流れが中心になるも、
鉄壁の精神力(?)と鋼の肉体(?)で
耐え切るダーリン君のおかげで
事なきをえる展開だったように思います。

ラミア、ハーピー、ケンタウロス、
スライム、人魚、アラクネ等々・・・
もう何処までがセーフで何処からがアウトなのかw
MONのメンバーも含めたら・・・カオス過ぎる。

原作もだが、テンポが非常に良かった。
オリジナルな部分もあったと思うが良改変と言えるかと。
{/netabare}

●作画●
{netabare}
ミアもパピもセレアも可愛く描けてると思います。
揺らしたり、上手いこと隠したり。ご苦労様ですw
作画方面も・・・色々ギリギリを攻めてくるな~と。

基本ヒロインがモンスター娘(獣娘という認識ではヌルい)で、
エロに偏っているので、かなり観る人を選ぶと思います。

だぁりん君がイケメンすぎるw
{/netabare}

●キャラ●
{netabare}
ララの話までということで・・・
サブキャラや準レギュラーの3人も含めて、
多彩な顔ぶれだったな~と。
ポルトさん、モブ扱いとか可哀想だった・・・w
{/netabare}

●声優●
{netabare}
声優さんって・・・大変ですね。
特にミーア・パピ・セレアのお三方。

だーりん君役・間島さんは・・・
本当にこういう役ハマりますね。
{/netabare}

●音楽●
{netabare}
OP『最高速Fall in Love』が良かった。
デレマス除いて、
「ダンデライオン」OP、「GATE」EDと並んで
個人的にツボでした。
「機巧少女は~」ED曲と同じ作者さんなんですね。
{/netabare}

●総評・感想●
{netabare}
地上波で録画できていれば、
視聴回数・お気に入り度共にもっと上位だった。
ネットのおかげで落とすことなく観ることはできたが・・・
結果論だがいろいろ勿体無かったな~と。

物語の流れ・方向性・パターンから言って
何処の誰にでも薦められる作品だったとは思えない。
が・・・比較に意味は無いのかもしれないが
「ひたすら下ネタ特化」に比べれば
見所は沢山ある作品だったと思う。

原作から結構気に入っていたわけだが、
今回声が付いて動くようになって、
更に好きになれたと思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 14

68.7 3 結婚で笑いなアニメランキング3位
おねがい☆ティーチャー(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (442)
2222人が棚に入れました
辺境惑星の駐在監視員として地球に赴任した宇宙人、風見みずほ。
偶然、みずほの正体を知った高校生「草薙桂」は、彼女を守るため、彼女と結婚して夫婦になる。
桂は中学時代のトラウマから、「停滞」と呼ばれる、精神的なストレスに起因する「意識不明な状態」になる病気を患っている。 みずほとの生活から、いくつもの停滞を経験し、しだいに回復の兆しを見せていく。お互いに心を通じ合わせ、求め合っているにも関わらず、様々なすれ違いから、疎遠になっていくのだが…。

声優・キャラクター
井上喜久子、保志総一朗、川澄綾子、大原さやか、田村ゆかり、岩田光央、三浦祥朗、金田朋子、内田直哉、佐久間レイ、高田由美、こおろぎさとみ、杉田智和、仲野裕、南央美、西村ちなみ
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「最優先事項よ!」

SF学園ラブコメファンタジー

主人公 草薙桂(くさなぎ けい) 声 - 保志総一朗
高校1年生。
子供の頃からストレスによって意識不明になり成長も止まってしまう「停滞」という病気を発症しており、過去に3年間も入院していた。
外見年齢は15歳だが、実年齢は18歳。クラスメイトにはその事を隠している。
性格は優しいが、優柔不断。

ヒロイン 風見みずほ  声 - 井上喜久子
地球人の父と宇宙人の母の間に誕生した、ハーフ。
眼鏡をかけたナイスボディー。
性格は優しいお姉さん系だが、たまに子供っぽい所もある。「最優先事項よ!」が口癖。
井上喜久子さんの声がハマってます。^^

監視員として地球に赴任した宇宙人・風見みずほ。正体を隠して、高校の教師として草薙桂のクラスの担任となるが、偶然、みずほの正体を知ってしまった桂は、彼女の秘密を守るため、彼女と結婚して夫婦として暮らすことになります。

恋愛して結婚ではなく、結婚してから恋愛します。

順序が逆な展開で、二人の関係が段々深くなって行く様は、観ていてこういうのもアリかな~と思えました。^^

ただ、桂にはストレスが大きくなると「停滞」があるし、桂と同じ「停滞」の持病を持つ森野苺、桂に片思いしているクラスメートの縁川小石がいます。
それに、宇宙人のみずほの方も、すんなり行かなくて山あり、谷ありす。

その他に恋愛しているキャラがいるので、学園青春ものって感じです。
私は好きな作品です。
恋愛ものや、「あの夏で待ってる」が好きな人にはオススメです。

{netabare}
ちなみに、「あの夏~」は「おねティー」に似てます。

余談ですが・・・
できれば、この「おねがいティーチャー」を見てから、「あの夏で待ってる」を見た方が、「あの夏~」を、ちょっと楽しめるかと思います。(自分がそうでしたので^^ )
{/netabare}

op:「Shooting Star」歌 - KOTOKO

大好きな曲で、たまに車で聞いてます。^^ ♪~♪~♪~

 

投稿 : 2024/12/21
♥ : 43

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ラブコメ好きの人に最優先事項でお勧めしたい

パッケージの絵やタイトルのイメージからギャルゲーやエロゲー関連の作品に作品に思えますが、それは全くの誤解。
「保志総一朗」の演じる高校生と「井上喜久子」が演じる宇宙人教師との心温まる、れっきとした正統派のラブコメアニメです。
一般的な恋愛アニメは、主人公とヒロインがいろいろな困難を乗り越え最後に結ばれますが、この作品では二人が出会ってから成り行きで結婚するところから始まります。
そして結婚している事は周囲の人達には隠さなければならない。
結婚している事を隠しているので、他のキャラからの恋愛が絡んでくる事もあるけれど、近年アニメで見られる手当たり次第の絡み展開ではなく、純粋な恋を描いています。
ヒロインが年上お姉さんでしっかりものですが、テレたり駄々こねたり泣いてしまうところなんかは抜群に可愛い。
特にヒロインのよく言うセリフ「最優先事項よ!」は、聞いていてやみつきになりました。
個人的にはこのヒロインが「大人バージョンの朝比奈みくる」のような印象にも思えました。
萌え要素もあるけれど、決してエロに走っているわけではない、しっかりとした恋愛ストーリーで、ハッピーエンドで終わる展開は無性に恋愛したくなる気持ちにさせてくれます。
ラブコメ作品の中でも非常に面白かったお勧めしたい作品です。


OP曲の「Shooting Star」を作曲・編曲した人は実は「AIRの鳥の詩」を作った人と同じ人。
それだけにこの曲は「鳥の詩」に次ぐ名曲だと思うのでぜひとも聞いてみて下さい!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 29

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

宇宙人危機一髪

謎の病気である停滞のために年齢と学年にギャップがある草薙桂(くさなぎ けい)。
その学校に宇宙人で監視員として地球に派遣されてきた風見みずほ(かざみ みずほ)が教師として赴任してきた。
草薙と風見が一緒にいるところを見つかり、話の成り行き上、2人は結婚している事となる。
草薙と風見を中心とした青春恋愛物語。

普通の作品と違うところは”停滞”という病気でしょうか。
停滞している間は肉体的にも精神的にも昏睡状態となり、長い眠りのような感じとなります。
停滞している当人としては年齢とのギャップに苦しむのでしょうが、個人的には歳を取らずにそのままの状態を保てる事が羨ましいです。
若い頃は早く大人になりたいと思いますが、大人になったら歳を取るのが辛くなっていきます。
自分みたいに成長できていないピーターパン症候群のようなものでしょうか。

作中のヒロインである風見は外見や性格など魅力的な要素がいっぱいあります。
もしも自分の担任が風見だったら……と考える人は多いでしょう。
草薙に対してヤキモチを焼くところも可愛げがあります。
視聴している側の野郎連中にとっては嫉妬の対象になるかもしれませんが^^;

設定を考え始めたら話が進みません。
本作品を視聴するにあたっては宇宙人や停滞など不自然な所を素直に受け入れて視聴するのがいいでしょう。
いくつかある難関を愛の力で乗り越えられるのか、温かく見守る事ができるかどうかが作品の評価の分かれ目でしょうか。
不思議な恋愛関係でドタバタな展開が好きな人にはおススメできる作品でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 29

66.4 4 結婚で笑いなアニメランキング4位
イタズラなKiss(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (305)
1520人が棚に入れました
斗南高校の入学式でF組の相原琴子はA組の入江直樹に一目惚れしてしまう。3年生になり、2年間の想いをラブレターに託し勇気を出して告白するも「頭の悪い女は嫌いだ」とあっさり振られる。
直樹への気持ちを断ち切ろうとする琴子だが、ある日琴子の新築の自宅が震度2の地震で崩壊。家を建て直す2・3ヶ月の間、父・重雄の学生時代からの友人の家に居候させてもらうことに。しかし、そこは直樹の家だった…。

声優・キャラクター
水樹奈々、平川大輔、松井菜桜子、長嶝高士、朴璐美、島田敏、阪口周平、早水リサ、山田きのこ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

何気なく見出して、結構ハマッた作品でした!

多田かおる先生の遺作になった作品です。亡くなられた9年後、先生の構想ノートに則りアニメ化にて完結することができた、思いの詰まった素敵な作品です。

物語の内容はファミリー・ヒーマン・ラブコメって感じです。琴子ちゃんの高校生時代の話から始まり、大学、就職、結婚、出産と本当に琴子ちゃんの成長を暖かく、そしてドキドキしながら楽しめた作品です。
あと、笑わせてもらったキャラで好きなのは、入江ママですね~琴子ちゃんと色々な策略をめぐらせたり、励ましたり、とっても明るく琴子ちゃんの事が大好きなママさんなのですよ~ハチャメチャぶりがとっても面白かったです~

実はこのアニメ、琴子ちゃん役の声優『水樹奈々』さんの事を好きになるきっかけとなった作品だったので、私にとっても思い出のつまったアニメなのです♪

投稿 : 2024/12/21
♥ : 20
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

イタズラなKiss(/ω\*)最高!

90年代不朽の名作。“恋愛のバイブル”と評された人気ラブコメディ
台湾、韓国、日本3カ国アジアで実写ドラマ化された
少女漫画原作です。

アニマックスで放送すると聞き、試しに録画して見てたら
思いのほかハマってしまい、お気に入りのアニメとなりました。

{あらすじ}
斗南高校の入学式で、落ちこぼれのF組女子高生・相原琴子は、
A組の頭脳明晰なイケメン入江直樹に一目惚れしてしまい
思いを募らせ3年生になり、2年間の想いを込めたラブレターを渡したところ
「頭の悪い女は嫌いだ」と受け取ってすらもらえずにフラれてしまう。
そんなある日、新築したばかりの家が震度2の地震で倒壊・・汗
琴子はなんと自分をフッた相手。入江直樹の家で暮らすことになった。

主に不器用で料理や裁縫も下手だけど
明るさと根性が誰にも負けない(相原琴子)と
頭脳明晰のイケメン(?)&運動神経抜群の天才だけど
冷めてて意地悪な元祖ツンデレ(入江直樹)の二人と
周りの人がかなりユニークなラブコメディなので
ラブコメOKなら男性も見やすいと思います。

原作連載中に作者が亡くなり、ファンの希望でアニメ化され
完結しました・・作者の構想メモなどを頼りに制作したらしい(´;ω;`)

OPの「キミ、メグル、ボク」がすごく好きで毎回飛ばせなくて
「♪出会いと、サヨナラ~」
「いたずらに絡まる運命僕らずっと探してたんだ
そして今二人出会えた。きっと偶然なんかじゃない」

この部分が琴子と入江の二人にしっくりきて、
物語と作者のことを考えるとなんか切ない
この作品に出会えたのも、きっと偶然なんかじゃないよね。


ここからは個人的にツボったキャラについて・・↓

相原 琴子
今まで色んな少女漫画やアニメ見たけど
一番恋愛に関しては最強のヒロインだと思う・・汗
琴子より料理やお裁縫を上手くやったり
綺麗な子もいるかもしれないけど
こんなに一途で一生懸命な女の子に惚れられたら・・
{netabare} 入江だって恋に落ちちゃうよね。
だって作中で何度も「押し倒す勢いで入江を落とした」と他のキャラに言われてるし(笑) {/netabare}

入江 直樹
最初見た時「AGOwww」って思っちゃうくらい
作画崩壊系王子w
ほんとに入江が作画崩壊する確率多くて笑いました。ごめんなさいw
琴子への上から目線&冷たい態度→デレるという
「うわぁ・・ありえないムカつくw」と私さえ思っちゃうw
これはもう元祖ツンデレ以外他に思い当たりませんw
入江といい弟といいあんな感じなのにお母様が大変素晴らしい!
入江はお母様似だな・・お父さんには似て・・イヤ、これから似るのかw

池沢 金之助
琴子LOVE&命な熱い不良・・?
現代的イケメンに描かれてない所がなんかポイント高いけど
琴子に惚れたきっかけはなんだろう?と、とても気になるw

鴨狩 啓太
{netabare} 人妻琴子に恋した {/netabare}
熱血黒髪ロングの男性☆
最初は琴子を嫌って敵視してたけど徐々に・・( ̄∀ ̄)
個人的に鴨君タイプです・・(/ω\*)←おいっw

嫌いと好きって同じラインにあるから
振り幅が大きいほどその人を好きになるって心理学で聞いたなぁ
大っ嫌い→から大好きになることは十分にありえるということだ。

評価がやけに高いのは個人的に好きだからです・・(笑)
文章も長くなりましたが実はまだ書き足りないというw

天国へファンレター送れないかな・・
この作品に出会うのも好きになるのも遅かったけど、
多田かおる先生&監督さん・・こんなに素敵な作品ありがとう!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 31

kaz-zun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

おれも

頭の悪い女は嫌いだ!!

だったけど、悪くもないかな~ってチョット思えた作品。
とゆーか琴子かわいいw

内容としては高校から大学、社会人へと舞台を移しながら進むラブコメ。

作画は及第点。

音楽とゆーか、ED大好き!!
AZUが大好きなもんで・・・

愛されちゃって、ザマーミロ。


女性のみならず、案外男性にもオススメできる作品です。
2クールと長めだけど是非見てみて下さい。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2
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